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Anker ポータブル電源をUPSとして使用してみた

正月に痛ましい震災がありました。 我が家には小さい子がいますが、この寒い季節に電気が止まった場合に、どうやって暖を取らせてやれるかと考えていました。 我が家には石油ストーブが無く、電化製品ばかりのため、電気が止まってしまうと暖がと取れなくなってしまいます。 そこで、ポータブル電源とソーラーパネルを用意しようということになりました。 調べてみると、UPSとして使える物があることが分かり、日常でも使うメリットがありそうでした。 検討の結果、購入した製品は以下です。 Anker Solix C1000 Portable Power Station Anker 625 Solar Panel (100W) 前者がポータブル電源で、後者がソーラーパネルです。 今回は、ポータブル電源を紹介します。

2.5G x4, 10G SFP+ x2の格安スイッチを購入してみた

WN-DAX3600XRの10GbEポートにデスクトップPCとサーバを2.5Gbのリンク速度で接続していましたが、この製品の転送遅延によるレスポンスの悪さ、スループットに不満がありました。 それらを改善させるため、10GBASE-Tを使える専用のスイッチが欲しいと思っていましたが、価格と発熱問題があるため一般家庭には時期尚早かなと思い、中々手が出ずにいました。 そんな折、10Gの移行期間としては、良い選択肢と思われる 2.5GbE 4ポート、10GbE (SFP+) 2ポートを持つBinardatのスイッチを見つけ購入してみました。 スペック スペックは付属の説明書から転記しています。 スペック Binardat 2G06-04210GS ポート 2.5GBASE-T x4 10G/1G SFP+ x2 機能 VLAN(アイソレート機能、マルチプルVLAN、プライベートVLANと呼ばれる物) MACアドレスリスト 4K ジャンボフレーム 12KByte パッケージバッファ 8.1Mbit 転送モード ストアアンドフォワード 交換容量 60Gbps パケット転送率 44.64Mpps 寸法(長さ×幅×高さ) 168×94×32mm 動作温度 0℃~40℃ アンマネージスイッチなので、ログインして設定変更のようなことはできませんが、前面のスイッチを切り替えることで、VLAN機能を使うことができます。 VLANと言っても、VLANタグが使えると言う訳ではなく、ポート1~4番間の通信できないようにする機能です。 ネットワーク業界では、ポートアイソレーション、マルチプルVLAN、プライベートVLANと呼ばれる物です。 不特定多数のユーザが接続し、ユーザ同士の通信を禁止したい場合に使うことが多いです。 Binardat 4ポート2.5Gスイッチ、10G SFP x 2、2.5ギガビットRJ-45イー

特急あずさの無料 Wi-Fi サービスを車内で調査してみた

特急列車『あずさ』に乗る機会がありまして、無料Wi-Fiサービスである『JR-EAST FREE Wi-Fi』を使用しました。 使い心地や環境などをできる範囲で調べてみました。

ロマンスカー GSEの無料 Wi-Fi サービスを車内で調査してみた

小田急線ロマンスカーのGSEに乗る機会がありまして、無料Wi-Fiサービスを使用してみました。 使い心地や環境などをできる範囲で調べてみました。

北陸新幹線の無料 Wi-Fi サービスを車内で調査してみた

北陸新幹線『かがやき』に乗る機会がありまして、W7系の無料Wi-Fiサービスである『JR-WEST FREE Wi-Fi』を使用しました。 使い心地や環境などをできる範囲で調べてみました。

[USB-C PD Dock] Anker PowerExpand 6-in-1 を購入

Anker PowerExpand 6-in-1 USB Type-C ハブを購入しました。 この製品は、PCのUSB Type-Cポートに接続することで、有線LAN、HDMI、USBポート増設が可能になるものです。 要はドッキングステーションのような物です。

Allied Telesis AR4050S を自宅用ルータとして使ってみた

アライドテレシスのルータ AT-AR4050Sを使える機会がありました。 Yamaha RTXやNEC IXと比べると、中古価格帯が高く出回っていないため、あまり情報がありません。 自宅用ルータとして設定しつつ、実力を見ていこうと思います。 

インターネットから IPoE MAP-E ルータにPingをする

 複数のユーザがひとつのグローバルIPアドレスを共有するMAP-Eですが、インターネット側から自宅のルータに対してPingが出来るか気になっていました。 仕様的には、ICMPのIDフィールドに割り当てられたTCP/UDPのポート番号を入れれば、インターネット側から自宅ルータに届くはずですが、どうやればICMP IDを指定できるのか分からずにいました。 ひょんなことからNpingというツールがあることを知り、実験してみました。

NEC IX2215 を Zabbix で監視する

UNIVERGE IX2215をZabbixで監視設定した時のメモです。

Free Wi-Fi で VPN通信ができない場合の対処法

某ファミレスにて、無料で使用できるWi-Fiに接続して、VPN接続し、リモート作業をしようとした。 以前までは使えていたはずなのに、なぜか使えなくなっている。 具体的な状況は以下のとおり。 VPN接続(IKEv2)は可能  VPN接続後、SSHでサーバに接続しようしても、シェルが出てこない VPN接続後、リモートデスクトップすると繋がっているが、画面が黒いまま 以上から、VPN接続後のTCPセッションは張れるが、その後の通信が出来ていない、サイズの小さいパケットは通るが、大きいパケットが通らないと推察される。 つまり、MTUが小さい可能性がある。 この状況での対処方法を記載する。

10GbE 2ポート搭載 Wi-Fi 6 無線LANルータ WN-DAX3600XR を買ってみた

我が家のデスクトップPCとサーバが2.5GbEなので、2.5GbE以上のLANポートを2ポート以上搭載する無線LANルータ(AP機能だけでも良い)を探していました。 しかし、その条件にあった物は、法人向けを探しても中々ありません。  そんな中、Amazonのクーポンで割引になっているWN-DAX3600XRを見つけました。 WN-DAX3600XRは、インターネット側の10GbEと、LAN側の10GbEの計2ポート持った製品でした。 両方ともLANでは無いため、ノーマークでしたが、ファームウェアアップデートでAPモードに対応し、10G 2ポートがLANで使えそうだったため購入してみることにしました。 (最悪、できなくてサーバを別セグメントにすれば良いとも思っていました。) 結果的に、両方の10GをLANで使うことはできますが、若干癖があることも分かりました。 インターネット上にもあまり情報が無いため、調査の結果を載せておきます。

シェルスクリプトでTelnetしてNW機器からログを取得する

Linuxのシェルスクリプトを使用し、NEC IX2215にTelnetでログインしてPPPoEのIPアドレスを取得したい。 インターネットで調べ、その通りにやってみても、自分の環境では動かなかったため、試行錯誤しました。 その時のメモを残しておきます。 ■環境 CentOS 8.5

NEC IX2215 を自宅用ルータとして使ってみた

今まで自宅用のルータとして、 YamahaのRTX810 を使っていましたが、OCNのIPv4 IPoEサービスであるOCNバーチャルコネクト(MAP-E)を活用しきれていませんでした。 また、自宅サーバにインターネット側からアクセスするために、PPPoEと併用することが必須であるため、個人向けのルータは選択できません。 そのため、要件を満たせる業務用ルータでコスパの良い物が無いか探していました。 ヤフオクなどを覗き、相場を調べると、良いルータがありました。 それがNEC UNIVERGE IX2215でした。

ANA Wi-Fi Service を機内で調査してみた

ANAの飛行機に乗る機会がありまして、対象の飛行機が『ANA Wi-Fi Service』を提供していました。 使い心地や環境などを、機内でできる範囲で調べてみました。 ネットワークの調査ばかりやっていたため、機内エンターテインメントは見られませんでした。

自宅サーバを2.5GbEにアップグレードしてみた

今年のGWに組んだメインPCは、2.5GbE対応のマザーボードになりましたが、他の機器がまだ1GbEのままでした。 Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCを組んでみた Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCをアップグレードしました。購入したパーツの紹介とベンチマークをしました。 kusoneko.blogspot.com 折角なので、サーバの方も2.5GbEにしてNASの速度を上げたいと考えていたところ、新しい2.5GbEのNICが発売されるというニュースを見つけました。 PLANEX GPE-2500T posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング このプラネックスのGPE-2500Tは、Realtek RTL8125B が積まれており、既存チップより消費電力を半分に抑えられているそうです。 また、ロープロファイル対応のPCI-Express x 1 接続なので、大抵のPCに接続できるはずです。 そして、価格が4,000円程度でしたので、これはコスパが良いと思い、予約して購入しました。 ■環境 CPU:Intel Celeron N3150 メモリ:8GB CentOS 8.4.2105 Samba 4.14.6

プッシュ通知をネットワーク管理者目線で考える

多くのAndroidやiPhoneのアプリで利用されているプッシュ通知ですが、Wi-Fiに接続したときに通知が来なくなるという現象に出くわしたことはないでしょうか。 その原因の一つとして考えられるのが、セッションのタイムアウトです。 今回、プッシュ通知についてネットワーク管理者目線で考えてみます。

CentOS 8 に シリアル接続する

サーバの設定を間違えて、SSHで入れなくなって困る事があります。 そういうときは、ディスプレイとキーボードを繋げば良いですが、それは面倒くさい。 なので、シリアル(RS-232C)でログインできるようにしておきます。

PL2303 USBシリアル変換をWindows10で使用する

久々にUSBシリアル変換が必要になったため、 以前使っていた物 を引っ張り出しました。 Windows10 64bitにドライバをインストールして繋げたところ、デバイスマネージャーで以下のエラーが出て使用できませんでした。 このデバイスを開始できません。 (コード 10) 存在しないデバイスを指定しました。 対処方法をメモしておきます。

IPsec VPN AES-CBC/GCM/ChaCha20 の実効速度を測定してみた

 以前、 AES-GCMのパフォーマンスが高い という記事を書きましたが、実際の通信速度はどれほどなのでしょうか。 今回は、AES-CBC、AES-GCM、ChaCha20-Poly1305 のそれぞれでIPsecを張った状態で、iperf3を使い測定しました。

RDPで最近知ったこと - MTUと3-way UDP handshake

 WindowsのリモートデスクトップのプロトコルであるRDPを調べていて知ったことを書いておこうと思う。 知ることになったきっかけは、VPN接続の際にリモートデスクトップでUDP通信を行うと、データサイズはどうなるのかという疑問からだった。 私はVPNのMTUについては五月蠅い方なのだが、TCPはSYNの際にiptablesやnftablesでMSSを書き換えていたこともあり、ほとんどの通信は最適化されるためあまり気にしていなかった。 しかし最近リモートデスクトップがもっと快適にならないかと考え、UDPについて見直そうと考えた。