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ロマンスカー GSEの無料 Wi-Fi サービスを車内で調査してみた

小田急線ロマンスカーのGSEに乗る機会がありまして、無料Wi-Fiサービスを使用してみました。

使い心地や環境などをできる範囲で調べてみました。

Wi-Fiサービスの種類

ロマンスカー GSEには、Wi-Fiサービスが2種類ありました。

一方はインターネットサービスを提供するWi-Fiで、もう一方は車内限定コンテンツを提供するWi-Fiです。

それぞれAPが異なりましたので、それぞれ記載します。

接続方法

簡単に使い方を記載しておきます。

0dakyu_Free_Wi-Fi

  1. 『0dakyu_Free_Wi-Fi』のSSIDに接続する
  2. 表示されるページでインターネットに接続ボタンを押す
  3. 規約に同意する

簡単に接続できるので、スマホと相性がいいです。

Romancecar Link

  1. 『Romancecar Link』のSSIDに接続する
  2. キャプティブポータルが表示される

こちらも簡単に接続できます。

使い心地

0dakyu_Free_Wi-Fi

乗車人数が多かったせいか、インターネットには中々繋がらなかった。
これなら4G使います。

Romancecar Link

キャプティブポータルには次の停車駅などの情報が表示され便利。

展望映像や小田急に関するエンターテインメントが見られる。
展望映像は解像度とフレームレートが上がれば、ずっと見ていたくなると思う。

Romancecar Link 展望映像
Romancecar Link 展望映像
正面に富士山があり、肉眼では奇麗に見えるがが展望映像では見づらい。

見えてきた仕様

できる範囲で調べた結果を記載します。

0dakyu_Free_Wi-Fi

Wi-Fi

APは5台確認できた。
機種は日立。
2.4GHz

見えたAPは、2台。
3, 8chの20MHzで、チャンネルボンディングは無し。
IEEE802.11nの20MHzの1ストリームで、65Mbps。

5GHz

見えたAPは、3台。
140chの20MHzで、チャンネルボンディングは無し。
IEEE802.11nの20Mhzの1ストリームで、65Mbps。

ネットワーク

サービス提供は、Wi2。

/22のプライベートIPアドレスが割り振られ、ルータの先はグローバルIPアドレスになっている。

DNSは5ホップ先で、走行中のため遅延は64ms~82msくらい。

DHCPサーバはグローバルIP。
DHCPのリース期間は、5分。
DNSサフィックスが、『wi2.ne.jp』。

Romancecar Link

Wi-Fi

APは7台確認できた。
機種はSilex。
2.4GHz

見えたAPは、3台。
3, 9chの20MHzで、チャンネルボンディングは無し。
IEEE802.11nの20MHzの2ストリームで、144.4Mbps。

5GHz

見えたAPは、4台。
W52(40, 48ch)の40MHzで、チャンネルボンディングは有り。
IEEE802.11nの40Mhzの2ストリームで、300Mbps。

ネットワーク

インターネット接続は無し。

/16のプライベートIPアドレスが割り振られる。

デフォルトゲートウェイ、DNS、DHCPサーバ共に同一IPアドレス。
配信サーバも同一っぽい。

DHCPのリース期間は、1時間30分。⇒乗車時間に合わせた設計と思われGoodです。
DNSサフィックスが、『romancecar-link』。

最後に

Wi-Fiのインターネット接続はあまり期待しない方が良いと思います。
運行区間で4Gが入りづらいという所もないため、Wi-Fiが使えなくても問題はありません。

インターネットをしていないで、富士山などを眺める方が価値があるでしょう。


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