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特急あずさの無料 Wi-Fi サービスを車内で調査してみた

特急列車『あずさ』に乗る機会がありまして、無料Wi-Fiサービスである『JR-EAST FREE Wi-Fi』を使用しました。

使い心地や環境などをできる範囲で調べてみました。

接続方法

簡単に使い方を記載しておきます。

  1. 『JR-EAST_FREE_Wi-Fi』のSSIDに接続する
  2. 表示されるページでメールアドレスを登録する
    これでインターネットに仮接続状態になる(仮接続では30分間の制限がある)
  3. 送られたメールのリンクをタップすると本登録される

北陸新幹線の時と同じ方式で、仮登録状態でGmail等を開き、リンクをタップすることができます。
iPhoneのキャプティブポータルとも相性がいいです。

使い心地、速度

トンネルを除き、普通に使用できました。
VPN接続も問題なく、仕事をすることができました。

速度測定の結果は以下の通りです。

Ping値:42ms
ダウンロード:9.60Mbps
アップロード:7.42Mbps

見えてきた仕様

できる範囲で調べた結果を記載します。

Wi-Fi

APは車両ごとに2台程度あると思われる。
機種はPanasonic。

2.4GHz

見えたAPは、4台。
6, 11chの20MHzで、チャンネルボンディングは無し。
IEEE802.11nの20MHzの2ストリームで、144.4Mbps。

5GHz

見えたAPは、4台。
W52(36, 44, 48ch)の20MHzで、チャンネルボンディングは無し。
IEEE802.11acの20Mhzの2ストリームで、192.6Mbps。

ネットワーク

サービス提供は、NTTBPのWi-Fiクラウドと思われる。

/24のプライベートIPアドレスが割り振られる。

DNSはルータ。

DHCPサーバはネットワーク外のプライベートIP。
DHCPのリース期間は、2時間。→新宿~甲府の乗車時間を想定か?
DNSサフィックスが、『wifi-cloud.jp』。

最後に

断続的なトンネルがあり通信が出来なくなるものの、割と快適なフリーWi-Fiでした。
旅行や出張の際にご利用ください。

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