KUSONEKOの見る世界

SwitchBot温湿度計の値をLinuxで取得しLINEへ通知

我が家に家族が増え、猛暑が続く中、部屋の温度と湿度を徹底管理することになりました。 どこからでも温湿度が確認でき、異常をアラート通知できるものが良いと考え、SwitchBot 温湿度計プラスを買いました。 しかし、使ってみるとアラート通知はクラウドに繋がっている必要があり、クラウドに繋げるにはSwitchBotハブミニも必要とのこと。 SwitchBotハブミニ無しでもアラートや温湿度のグラフ化もできないかと色々調べ、実現することができましたので、メモを残しておきます。 サーバ環境: CentOS Stream 8 Zabbix 5.0.26

自宅サーバをスリープさせて節電する

現在東京電力管内は、電力需給逼迫の状態です。 私も何か節電に協力できないかと考えていました。 以前の記事で書いている通り、今の自宅サーバはシャットダウンができず、自動起動させる事が出来ずにいました。 自宅サーバ省電力化 NIC編 | KUSONEKOの見る世界 自宅サーバを省電力化するため、夜間のみインターフェース速度を自動下げてみました。 kusoneko.blogspot.com 今回思いついたのは、シャットダウンではなく、スリープなら上手くいくのではないかということです。(なぜ当時気付かなかったのか…) インターネットで調べてみると、案外簡単に出来る事がわかり、やってみたら上手く動きました。

Samba 4.16.2 ユーザフォルダが見えない問題が修正された

本日、Samba 4.16.2 公開されました。 気になっていた問題が修正されていたため、記事にしておきます。

Nextcloud 24 にアップデート

Nextcloud 23.0.5にアップデートしてみたら、24.0.1が出てきたので、アップデートしてみました。

Nextcloud 23 にアップデートしたときのメモ

Nextcloud 22.2.6を使っていましたが、Nextcloud 23.0.3の通知が来たため、バージョンアップしてみました。 メジャーバージョンアップの際は、何かと問題が起こるもので、その時のメモを残しておきます。

CentOS Stream 8 で Samba 4.16.0 にアップデート

 Samba 4.16.0が公開されました。 バージョンアップをしてみましたので、メモを残しておきます。

NEC IX2215 を Zabbix で監視する

UNIVERGE IX2215をZabbixで監視設定した時のメモです。

遅ればせながら CentOS Stream 8 に変更

CentOS 8 は2021年12月31日にサポートが終了しています。 そのことは知っていましたが、しばらく放置していました。 安定した移行先としては、AlmaLinuxやRocky Linuxが良いそうですが、(良いかどうかは別として)アップデートを時々しかしない私の使い方では、問題になるとは考えにくいため、CentOS Stream 8 に移行することにしました。 移行した時のメモを残しておきます。

シェルスクリプトでTelnetしてNW機器からログを取得する

Linuxのシェルスクリプトを使用し、NEC IX2215にTelnetでログインしてPPPoEのIPアドレスを取得したい。 インターネットで調べ、その通りにやってみても、自分の環境では動かなかったため、試行錯誤しました。 その時のメモを残しておきます。 ■環境 CentOS 8.5

CentOS 8 の PHP を 7.4 から 8.0 に上げた+使っているアプリの対処

CentOS 8 で、PHP7.4 から PHP8.0に上げた時のメモと、動かなくなったWebアプリケーションの対処のメモです。 PHP8.0はパフォーマンスがかなり上がっているということで、気になっていました。 ただ、remiリポジトリを使う必要があるので、避けていましたが、Nextcloudが重くなってきていたため、試す事にしました。

CentOS 8 で Samba 4.15.0 にアップデート

Samba 4.15.0が公開されました。 バージョンアップをしてみましたので、メモを残しておきます。

リモート飲み会用にWebカメラを購入したが結局ねこ監視カメラになった

リモート飲み会をするため、Webカメラを購入しました。 買ったWebカメラは、店頭でフルHDで安かった『UB-UCAM200』です。 Webカメラを手に入れたので、リモート飲み会を開けばいいものを面倒臭くて、そのまま1年が経過してしまいました。 このままでは勿体ないので、ATOM CAMに続き、2台目のペット監視用カメラとして余生を過ごしてもらうことにしました。 ■物理サーバ環境 CPU:Intel Celeron N3150 メモリ:8GB CentOS 8.4.2105 docker-ce:20.10.7

KVM上にWindows11 Insider Previewをインストールしてみた

KVM上のWindows10には、動作要件が満たしていないためか、Windows11が落ちてきませんでした。 今回ISO版が配布されましたので、クリーンインストールを試してみたところ、無事インストールが出来ましたので、メモを残しておきます。 ドライバにはvirtioを使用しています。 ■物理サーバ環境 OS CentOS 8 CPU Intel Celeron N3150 4C/4T 1.60GHz (TB:2.08GHz) VT-x メモリ 8GB (4GB x2) DDR3-1866 (PC3-14900)

Nextcloud Talkにシェルからファイルを自動投稿する

我が家では、ATOM Camを使って、動体検知(ねこ検知)をしています。検知したときに動画ファイルがATOM Cam本体に保存されます。 その動画ファイルを自宅サーバから定期的にFTPで取得していました。 ATOM Camが旅行・出張時のペット監視に良かった 格安ネットワークカメラATOM Camで猫を撮影してみました。色々な使い方が出来そうで面白いです。 kusoneko.blogspot.com 今回、その動画ファイルを外出先から簡単に見られるよう、FTPで取得後にNextcloud Talkに自動投稿させるようにしましたので、そのメモを残しておきます。

自宅サーバを2.5GbEにアップグレードしてみた

今年のGWに組んだメインPCは、2.5GbE対応のマザーボードになりましたが、他の機器がまだ1GbEのままでした。 Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCを組んでみた Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCをアップグレードしました。購入したパーツの紹介とベンチマークをしました。 kusoneko.blogspot.com 折角なので、サーバの方も2.5GbEにしてNASの速度を上げたいと考えていたところ、新しい2.5GbEのNICが発売されるというニュースを見つけました。 PLANEX GPE-2500T posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング このプラネックスのGPE-2500Tは、Realtek RTL8125B が積まれており、既存チップより消費電力を半分に抑えられているそうです。 また、ロープロファイル対応のPCI-Express x 1 接続なので、大抵のPCに接続できるはずです。 そして、価格が4,000円程度でしたので、これはコスパが良いと思い、予約して購入しました。 ■環境 CPU:Intel Celeron N3150 メモリ:8GB CentOS 8.4.2105 Samba 4.14.6

Tiny Tiny RSS を Docker版に移行した

日常的に使用しているRSSリーダーであるTiny Tiny RSSですが、久々に公式ページを覗いてみると様子が違いました。 調べてみると、以下のような状況でした。 物理サーバ(非Docker)で最新にすると、そのままでは使えなくなる 今後はDocker版でしかサポートしなくなる 最新にせずにこのまま使い続けるという選択肢もあるかもしれませんが、何らかの要因で使えなくなるかもしれません。(サーバ故障、ミドルウェアの更新、ディストリビューションの変更等) 今後の事を考え、物理サーバ上からDockerへ移行することにしました。 ただし、データベースが物理サーバ上のMySQLから、Docker上のPostgreSQLになるため、簡単にはデータ移行ができなさそうです。 なので、OPMLのバックアップ・リストアで移行を行います。 この方法では、フィードのURL、カテゴリ、フィルタなどは引き継げますが、既読、お気に入りの記事、保管された記事などは失われますが諦めます。 また、Tiny Tiny RSS のアクセスURLが変わらないよう、物理サーバ上のNginxでリバースプロキシを使用しました。 iPhoneで使用するため、feverプラグインも導入します。 ■物理サーバ環境 CPU:Intel Celeron N3150 メモリ:8GB CentOS 8.4.2105 Nginx 1.14.1

CentOS8 KVM上のWindows10にTPM2.0を追加

KVM上でWindows11を動かしたいと考えていますが、中々うまくいっていません。 ひとまず、Windows10でTPM2.0のソフトウェアエミュレートが出来たようなので、記載しておきます。 環境と環境作成方法は、以下の記事の通りです。 CentOS 8 KVM上にWindows10をインストールしてみた CentOS 8 のKVMでWindows10をインストールしてみました。ドライバにはvirtioを使用しました。 kusoneko.blogspot.com

CentOS 8 halt/rebootが遅くなる問題の対処 man-db

我が家の自宅サーバをシャットダウンや再起動する際に、中々電源が落ちないことがありました。 原因が分からなかったので、HDDのアクセスランプが光っていない事を確認し、電源ボタン長押しで落としていました。 この時にコンソールの設定 をしておいたので、今回シャットダウンの様子を見ていた所、途中で以下のログが出ていて、時間が掛かっている事が分かりました。 A start job is running for man-db-cache-update.service (**min **s / 15min) このログは、man-dbの更新をしているようで、更新が終わるまで待たされます。直前にパッケージのインストールをしていると起こるようです。

CentOS 8 で Nextcloud 21 にアップデート(nginx + PHP-FPM + MySQL)

Nextcloud Desktopに、Version 20.0.9のアップデートがあると通知が来ていたので、アップデートすることにしました。 いつも通り、コマンドで実行してみると、Version 21.0.1が表示されました。 [root@server ~]# cd /var/www/html/nextcloud/updater/ [root@server updater]# sudo -u nginx php updater.phar Nextcloud Updater - version: v20.0.0beta4-11-g68fa0d4 Current version is 20.0.8. Update to Nextcloud 21.0.1 available. (channel: "stable") Nextcloud 21からは、CentoOS 8 のデフォルトのPHPバージョンである7.2はサポート外ですが、 先日7.4にアップデート済み なので、続行しました。 CentOS 8 の PHP を 7.2 から 7.4 に上げた CentOS 8 のPHPバージョンを 7.2 から 7.4 にアップデートしてみました。パフォーマンス向上が見込めます。 kusoneko.blogspot.com

Privoxy が HTTPS Inspection に対応したので試してみた

以前の記事 でPrivoxyをインストールしましたが、 最近調べた所、その次のバージョンから試験的にHTTPS Inspectionに対応していました。 HTTPS Inspectionとは、ファイアウォールやプロキシサーバが、クライアントとサーバの間に入り、一旦HTTPSの暗号化を解除し、通信の中身を検査する機能のことです。 これにより、セキュリティ上のリスクを排除したり、広告のダウンロードをブロックことができます。 以前のPrivoxyはHTTPS通信の中身を見ることはせず、アクセス先のサーバで判断してブロックしてきました。 しかし、今回からHTTPSの中身を確認しブロックが可能になります。 今回、Privoxy の HTTPS Inspection機能をテストしてみましたので、その結果を記載します。