KUSONEKOの見る世界

10GbE 2ポート搭載 Wi-Fi 6 無線LANルータ WN-DAX3600XR を買ってみた

我が家のデスクトップPCとサーバが2.5GbEなので、2.5GbE以上のLANポートを2ポート以上搭載する無線LANルータ(AP機能だけでも良い)を探していました。 しかし、その条件にあった物は、法人向けを探しても中々ありません。  そんな中、Amazonのクーポンで割引になっているWN-DAX3600XRを見つけました。 WN-DAX3600XRは、インターネット側の10GbEと、LAN側の10GbEの計2ポート持った製品でした。 両方ともLANでは無いため、ノーマークでしたが、ファームウェアアップデートでAPモードに対応し、10G 2ポートがLANで使えそうだったため購入してみることにしました。 (最悪、できなくてサーバを別セグメントにすれば良いとも思っていました。) 結果的に、両方の10GをLANで使うことはできますが、若干癖があることも分かりました。 インターネット上にもあまり情報が無いため、調査の結果を載せておきます。

シェルスクリプトでTelnetしてNW機器からログを取得する

Linuxのシェルスクリプトを使用し、NEC IX2215にTelnetでログインしてPPPoEのIPアドレスを取得したい。 インターネットで調べ、その通りにやってみても、自分の環境では動かなかったため、試行錯誤しました。 その時のメモを残しておきます。 ■環境 CentOS 8.5

NEC IX2215 を自宅用ルータとして使ってみた

今まで自宅用のルータとして、 YamahaのRTX810 を使っていましたが、OCNのIPv4 IPoEサービスであるOCNバーチャルコネクト(MAP-E)を活用しきれていませんでした。 また、自宅サーバにインターネット側からアクセスするために、PPPoEと併用することが必須であるため、個人向けのルータは選択できません。 そのため、要件を満たせる業務用ルータでコスパの良い物が無いか探していました。 ヤフオクなどを覗き、相場を調べると、良いルータがありました。 それがNEC UNIVERGE IX2215でした。

ANA Wi-Fi Service を機内で調査してみた

ANAの飛行機に乗る機会がありまして、対象の飛行機が『ANA Wi-Fi Service』を提供していました。 使い心地や環境などを、機内でできる範囲で調べてみました。 ネットワークの調査ばかりやっていたため、機内エンターテインメントは見られませんでした。

自宅サーバを2.5GbEにアップグレードしてみた

今年のGWに組んだメインPCは、2.5GbE対応のマザーボードになりましたが、他の機器がまだ1GbEのままでした。 Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCを組んでみた Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCをアップグレードしました。購入したパーツの紹介とベンチマークをしました。 kusoneko.blogspot.com 折角なので、サーバの方も2.5GbEにしてNASの速度を上げたいと考えていたところ、新しい2.5GbEのNICが発売されるというニュースを見つけました。 PLANEX GPE-2500T posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング このプラネックスのGPE-2500Tは、Realtek RTL8125B が積まれており、既存チップより消費電力を半分に抑えられているそうです。 また、ロープロファイル対応のPCI-Express x 1 接続なので、大抵のPCに接続できるはずです。 そして、価格が4,000円程度でしたので、これはコスパが良いと思い、予約して購入しました。 ■環境 CPU:Intel Celeron N3150 メモリ:8GB CentOS 8.4.2105 Samba 4.14.6

プッシュ通知をネットワーク管理者目線で考える

多くのAndroidやiPhoneのアプリで利用されているプッシュ通知ですが、Wi-Fiに接続したときに通知が来なくなるという現象に出くわしたことはないでしょうか。 その原因の一つとして考えられるのが、セッションのタイムアウトです。 今回、プッシュ通知についてネットワーク管理者目線で考えてみます。

CentOS 8 に シリアル接続する

サーバの設定を間違えて、SSHで入れなくなって困る事があります。 そういうときは、ディスプレイとキーボードを繋げば良いですが、それは面倒くさい。 なので、シリアル(RS-232C)でログインできるようにしておきます。

PL2303 USBシリアル変換をWindows10で使用する

久々にUSBシリアル変換が必要になったため、 以前使っていた物 を引っ張り出しました。 Windows10 64bitにドライバをインストールして繋げたところ、デバイスマネージャーで以下のエラーが出て使用できませんでした。 このデバイスを開始できません。 (コード 10) 存在しないデバイスを指定しました。 対処方法をメモしておきます。

IPsec VPN AES-CBC/GCM/ChaCha20 の実効速度を測定してみた

 以前、 AES-GCMのパフォーマンスが高い という記事を書きましたが、実際の通信速度はどれほどなのでしょうか。 今回は、AES-CBC、AES-GCM、ChaCha20-Poly1305 のそれぞれでIPsecを張った状態で、iperf3を使い測定しました。

RDPで最近知ったこと - MTUと3-way UDP handshake

 WindowsのリモートデスクトップのプロトコルであるRDPを調べていて知ったことを書いておこうと思う。 知ることになったきっかけは、VPN接続の際にリモートデスクトップでUDP通信を行うと、データサイズはどうなるのかという疑問からだった。 私はVPNのMTUについては五月蠅い方なのだが、TCPはSYNの際にiptablesやnftablesでMSSを書き換えていたこともあり、ほとんどの通信は最適化されるためあまり気にしていなかった。 しかし最近リモートデスクトップがもっと快適にならないかと考え、UDPについて見直そうと考えた。