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CentOS 8 に シリアル接続する

サーバの設定を間違えて、SSHで入れなくなって困る事があります。

そういうときは、ディスプレイとキーボードを繋げば良いですが、それは面倒くさい。
なので、シリアル(RS-232C)でログインできるようにしておきます。

我が家のサーバは、N3150I-Cというマザーボードを使っており、RS-232Cポートがあります。
このポートで受け付けるよう設定をします。

# vi /etc/default/grub

GRUB_TERMINAL_OUTPUT="console"の行を削除。

GRUB_CMDLINE_LINUX="***" の最後に以下を追加。
console=tty0 console=ttyS0,115200

以下の行を追加。
GRUB_TERMINAL="console serial"
GRUB_SERIAL_COMMAND="serial --speed=115200 --unit=0 --word=8 --parity=no --stop=1"

変更を反映する。

# grub2-mkconfig -o /boot/efi/EFI/centos/grub.cfg
Generating grub configuration file ...
Adding boot menu entry for EFI firmware configuration
done

そして再起動後、使えるようになります。

PCとサーバは、ヌルモデムケーブルで接続しますが、
現場で色々なピンアサインに対応できるようストレートケーブルとクロス変換を使用しています。