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Wi-Fiルータ推奨設定 9 「ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)」

ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)

この設定を有効にすると、下記のようになります。
  1. Beacon (無線LANに定期的に出ているフレーム) に、SSIDが載らなくなる
  2. SSIDの載っていない Probe Request (無線APを検索するフレーム) に応答しなくなる
1は、SSIDをBeaconに載らなくすることで、他者にSSIDを知られないようにする効果があり、
2は、無線LANを検索するフレームに応答しなくする事でSSIDを教えないようにする効果があります。

無線LANでは、APに接続する際にSSIDを指定しなければならないので、
SSIDが分からなければ、接続が出来なくなる訳です。
ですが無線をキャプチャされていれば、いつかSSIDはばれてしまうので、若干セキュリティが増す程度だと思ってください。

Baffaloの無線LANルータでは、『ANY接続を許可しない』の機能に相当するようです。

KUSONEKOとしては、この機能を使用する事お勧めします。
セキュリティが増すだけではなく、BeaconにSSIDが載らなくなるのでその分フレームサイズを小さくできます。
どのくらい小さくなるかと言うと、例えば『ABC』という3文字のSSIDの場合は、SSIDを隠蔽する事で、3バイト小さくなります。
つまり文字数分バイト数が小さくなる訳です。


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