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Wi-Fiルータ推奨設定 6 「暗号化モード」

暗号化モード

暗号化は下記から選ぶことができます。
  • 暗号化無効
  • WEP
  • WPA/WPA2-PSK(TKIP)
  • WPA/WPA2-PSK(AES)
  • WPA2-PSK(TKIP)
  • WPA2-PSK(AES)
  • WPA-PSK(TKIP)
  • WPA-PSK(AES)
WPA2-PSK(AES)を選ぶのがベストです。

まずセキュリティの観点で、暗号化無効とWEPは選ぶべきではありません。
また、TKIPも最近では、数分で破られてしまうようになってしまいました。
なので、AESを選びましょう。

次に、WPA/WPA2-PSK(AES) と WPA2-PSK(AES) というのがありますが、
前者は、WPAとWPA2の二つの接続方式のどちらでも接続できるモードで、
mixedmodeとも呼ばれたりもします。
後者は、WPA2の接続方式でのみ接続できるモードです。

最近は、WPA-PSK(AES) しか使えない端末は、ほぼ無いと思いますので、
WPA2-PSK(AES) で良いです。

他に、Beacon(無線LANに定期的に出ているフレーム)のサイズを確認した所、
WPA2-PSK(AES)の方が24バイト少なく済みます。
また接続時には、暗号鍵のやり取りが2フレーム減るので、WPA2-PSK(AES)の方が良いです。


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