購入したHDDは、東芝の MG06ACA800E です。
最初は、Western DigitalのRed Proにしようかと思っていましたが、たまたま記事で見かけ、こちらの方が良さそうだったため購入してみました。
このHDDはエンタープライズ向けで信頼性の高く、突然の電源喪失によるデータ損失の防止に向けた技術「パーシステントライトキャッシュ」機能があるそうです。
家では何かと停電が起こるものなので、いいかもしれません。
エンタープライズ向けなので、値段は少し高いですが、
3年以上安定稼働して欲しいため、今回選んでいます。
スペック比較
今まで使っていたWD Redと購入候補にしていたWD Red Proと共に比較してみます。東芝 | Western Digital | ||
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MG06ACA800E | Red Pro WD8003FFBX |
Red WD30EFRX |
|
容量 | 8TB | 3TB | |
インターフェース | SATA 6.0Gbit/s | ||
キャッシュ | 256MiB | 256MB | 64MB |
回転数 | 7,200rpm | 5,400rpm | |
データ転送速度 | 230 MiB/s | 235MB/s | 147MB/s |
消費電力(Read/Write) | 9.1W | 8.8W | 4.1W |
消費電力(Idle) | 6.4W | 4.6W | 2.7W |
MTTF/MTBF | 2,500,000 h | 1,000,000 h | |
ワークロード | 550TB | 300TB | 180TB |
動作音(Idle) | 34dB | 29dB | 23dB |
Amazon価格 | \24,300 | \42,998 | \10,867 |
東芝は241MB/sとなり、この中では最速となります。
またMTTF/MTBFは非常に長く、値段も安くコスパが良いと言えます。
電気代の差は、年間300~470円程度なので無視できるでしょう。
ただし、動作音が大きいため、寝室に置いて24時間動かすのには不向きでしょう。
我が家では、普段過ごす部屋には置いていないため、動作音は聞こえませんので問題なしです。
これからCentOS8をインストールして使ってみたいと思います。
体感速度が上がることを期待。
動作音
実際動かしてみましたが、読み書きの際に、カッカッカッ と音がする程度でした。20年くらい前のHDDに比べたら、小さい音です。
あと背面(底面?)のねじ穴の位置が今までと違いました。
側面は同じです。
ベンチマーク
CentOS 8上で、fioとdiskspdを使用し測定してみました。結果はテキストですが、CrystalDiskMark風の表にしています。
fio
Read [MB/s] | Write [MB/s] | |
---|---|---|
Seq | 247.714 | 237.18 |
RND512K | 61.478 | 107.304 |
RND4K | 0.641 | 2.102 |
RND4K QD32 |
2.045 | 1.705 |
diskspd
Read [MB/s] | Write [MB/s] | |
---|---|---|
SEQ1M Q8T1 |
205.40 | 234.40 |
SEQ1M Q1T1 |
231.20 | 229.00 |
RND4K Q32T16 |
1.68 | 2.02 |
RND4K Q1T1 |
0.61 | 2.13 |