実家で使ってもらう前に中身をクリアにするため、Windows10のクリーンインストールを行います。
クリーンインストール後のセットアップ内容をメモしておきます。
目次
- 1.
ドライバ
- 1-1. ASUSのページから
- 1-2. Intelのページから
- 1-3. インストール
- 2. 不要アプリのアンインストール
- 3.
設定
- 3-1.
SMBv1.0の無効化
- 3-1-1. Powershell
- 3-1-2. コマンドプロンプト
- 3-2.
VPN関連
- 3-2-1. DH Group 14 と AES256の有効化
- 3-2-2. クライアント証明書の作成
- 3-2-3. クライアント証明書のインストール
- 3-2-4. VPNの設定
- 3-2-5. VPN自動接続の設定
- 3-3. UltraVNCのインストール
- 3-4. UltraVNCのWindowsファイアウォールの設定
- 3-5. CtrlとCaps Lockのキー入れ替え
- 3-1.
SMBv1.0の無効化
1. ドライバ
各種ドライバをダウンロードする。1-1. ASUSのページから
Windows10用ドライバは無いため、Windows7や8の物を落とす。- ATKPackage_Win7_8_VER100027.zip
→ホットキー。 - Audio_Realtek_Win7_8_VER6016809.zip
→オーディオドライバ。 - Card_Reader_Realtek_G73SW_Win7_64_Z61760010010.zip
→何に使うか分からないが入れた。 - Chipset_Intel_Win8_64_Z9301021.zip
→チップセットドライバ。 - LAN_Asix_Win8_VER1010.zip
→USB LANのドライバ。 - SmartGesture_Win7_8_VER201.zip
→ASUS Smart Gesture。タッチパッド関連。 - DPTF_Intel_Win7_8_VER6071084.zip
→Intel® Dynamic Platform and Thermal Framework Drive。デバイス マネージャー上の『PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー』のドライバはこれ。setup.exeは叩かない。
1-2. Intelのページから
- win64_15.33.47.5059.exe
→Intel® HD Graphics 4000のドライバ - BT_Win10_64_19.11.1637.exe
→WiFi、Bluetoothのドライバ
1-3. インストール
それぞれ、setup.exeを実行し、ドライバ類をインストールする。デバイス マネージャーには、以下のみ残る。
『PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー』
↑を右クリックし、『ドライバーの更新』→『コンピュータを参照して~』→『コンピューター上の利用可能な~』→『ディスク使用』→『参照』→『DPTF_Intel_Win7_8_VER6071084\Bin\Dptf.inf』→『OK』
これで綺麗になったはず。
2. 不要アプリのアンインストール
2-1. 標準アプリの削除
こちらを参照して、不要なアプリケーションを削除。2-2. コルタナ削除
こちらのソフトウェアでコルタナを削除しました。ZIPファイルをダウンロードして解凍して、「Uninstall Cortana.cmd」を右クリックして「管理者として実行」する。 終わったら、再起動。
3. 設定
3-1. SMBv1.0の無効化
3-1-1. Powershell
> Set-ItemProperty -Path "HKLM:\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters" SMB1 -Type DWORD -Value 0 -Force
3-1-2. コマンドプロンプト
> sc.exe config lanmanworkstation depend= bowser/mrxsmb20/nsi > sc.exe config mrxsmb10 start= disabled
3-2. VPN関連
3-2-1. DH Group 14 と AES256の有効化
> reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\RasMan\Parameters" /v NegotiateDH2048_AES256 /t REG_DWORD /d 1 /f
3-2-2. クライアント証明書の作成
証明書の作成手順は記載しませんが、Windows10で使える証明書の内容は以下で確認。各OSでIKEv2のVPN接続で使用できた認証方式と証明書と内容をまとめました。
3-2-3. クライアント証明書のインストール
MMCからコンピュータ証明書にクライアント証明書をインポートをする。3-2-4. VPNの設定
Powershellで以下を設定。太字+斜体の部分は環境に合わせて。> Add-VpnConnection -Name "VPN" -ServerAddress "vpn.example.com" -TunnelType "IKEv2" -EncryptionLevel "Required" -AuthenticationMethod "MachineCertificate" -SplitTunneling -AllUserConnection -Force -RememberCredential -PassThru -DnsSuffix "example.com"
3-2-5. VPN自動接続の設定
タスクスケジューラとPowershellでVPN接続と接続維持を実現しました。
3-3. UltraVNCのインストール
UltraVNCをインストール。ミラードライバのセットアップは、こちらのサイト様が詳しい。
3-4. UltraVNCのWindowsファイアウォールの設定
実家のネットワークに繋いだときに、ネットワークの選択によってUltraVNCに入れないことがあるため、Windowsファイアウォールの設定をしておく。『コントロールパネル』→『Windows Defender ファイアウォール』→『詳細設定』→『受信の規則』→『winvnc.exe』のプロパティを開き、
『詳細設定』タブの『プロファイル』で、ドメイン、プライベート、パブリックの全てにチェックを入れ、『OK』をクリック。
『winvnc.exe』が複数ある場合で、全てに設定を行う。
3-5. CtrlとCaps Lockのキー入れ替え
左右のCtrlキーが壊れているため、出番の少ないCaps Lockと入れ替える。> reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout" /v "Scancode Map" /t REG_BINARY /d 0000000000000000030000001d003a003a001d0000000000 /f
あるDLLをゼロバイトにする裏技でUX21AにWindows11をインストールするときにこのページの情報が役に立ちました。どうもありがとうございました。