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GWに組んだ自作PCがWindows11対応しているか確認してみた

今年のゴールデンウイークに、Sandy Bridge-Eねこさんを卒業しましたが、Windows11の対応状況が気になりましたので、確認をしてみました。

Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCを組んでみた

Intel 11世代 Core i5 11600KF でPCをアップグレードしました。購入したパーツの紹介とベンチマークをしました。

ネット上には情報が出ていますが、Windows11はある程度新しいCPUとTPMに対応していることが条件となっています。 (その他メモリやストレージは割愛)

早速ここのWindows 11互換性チェックプログラムを使用してみました。

初期状態での結果

結果は以下の通り非対応となっていました。

このPCではWindows11を実行できません

対処

原因はTPMが無い事です。

私のマザーボードは、『ASUS PRIME Z590-P』という物です。
これの説明書を見ると、SPI TPMヘッダーというピンが存在し、ここにTPMを刺す事で対応できるようです。

ASUS PRIME Z590-P SPI TPMヘッダー

ですが、最近ではチップセットやCPU内で、ファームウェアTPMという物に対応してきているようで、こちらを使用することで、TPMを有効化できるとのこと。

ASUSのマザーボードでは、BIOS上で以下の通り実施すれば有効化できます。
[Advance Mode]→[PCH-FW設定]→[TPM Device Selection]

Advance Mode 詳細
ディスクリートTPM

『ディスクリートTPM』を『ファームウェアTPM』に変更。

ファームウェアTPMの注意事項

ファームウェアTPM

対処後の結果

ファームウェアTPMを有効化後、Windowsを起動し、デバイスマネージャーを確認すると『トラステッド プラットフォーム モジュール 2.0』が表示されるようになります。

デバイスマネージャーでTPM2.0を確認

再度ツールを実行すると。

このPCでWindows11を実行できます

これで、Windows11にアップグレードができるようになったため、一安心です。

追記

Windows11 Insider PreviewのISOが公開されたため、KVMにインストールしてみました。

KVM上にWindows11 Insider Previewをインストールしてみた

KVMでWindows11をインストールしてみました。ドライバにはvirtioを使用しました。