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HP Elite x2 1012 G2 ドライバー準備とBIOSアップデート

Windowsのクリーンインストール前に、ドライバーのダウンロードとBIOSのアップデートをしておきます。
リカバリメディアにもドライバーは入っていますが、最新版では無かったので手動でダウンロードしてインストールします。

Windows 11のクリーンインストールをしましたので、こちらもご覧頂ければと思います。

HP 2in1 PCに Windows 11 をクリーンインストールしてみた

Intel 第7世代CPUが搭載されているHP Elite x2 1012 G2にWindows 11をクリーンインストールしました。

ドライバー、BIOSのダウンロード

HPのサポートページにアクセスします。
https://support.hp.com/jp-ja/drivers/selfservice/hp-elite-x2-1012-g2/15257609

以下のファイルをダウンロードしておきます。
  • BIOS
  • ドライバー-チップセット
    • ASMedia eXtensible Host Controller (xHCI) ドライバー
    • Intel HID イベントフィルタードライバー
    • Intel Management Engine (ME) ドライバー
    • Intel ダイナミックプラットフォームおよびサーマルフレームワーク ドライバー
    • Intel 仮想ボタンドライバー
    • Intelセンサーハブドライバー
    • インテル シリアル IO ドライバー
    • インテル チップセット・インストール・ユーティリティ
  • ドライバー-グラフィックス
    • Intelビデオドライバーおよびコントロールパネルの26.20.100.6888 Rev.Wの方
  • その他
    • Alps Alpine HIDマウスドライバー
    • Conexant HD オーディオドライバーsystem software Manager
    • HP Hotkey サポート
    • HP lt4225lt4226 Gobi 4G ドライバ
    • HP Wireless Button ドライバー
    • Intel Bluetoothドライバー
    • Intel IPU3 カメラドライバー (Windows 10)
    • Intel Thunderbolt 3 セキュア接続
    • Intel WAPI Supplicant
    • Intel WLAN ドライバー
    • Realtek USBおよびPCIeメディアカードリーダードライバー
    • Wacom AES デジタイザー ドライバー

HP software framework ダウンロード

ドライバーだけでは、ホットキーの輝度変更が動作しません。
hp software frameworkを以下からダウンロードしておきます。

ftp://ftp.hp.com/pub/caps-softpaq/cmit/softpaq/CASLSetup.exe

BIOSのアップデート

私の買ったElite x2 1012 G2のBIOSは、Ver.01.01がインストールされていました。
サポートページの最新版がVer.01.34です。

数々の修正が行われていますが、Ver.01.34の修正が特に重要に見えます。
- システムがモダンスタンバイ接続 (MSC) モードから再開した後、内部キーボードが正常に機能しない問題を修正します。
- システムがバッテリ膨張保護モードに正しく入らない問題を修正します。
- システムが予想よりも遅い速度でネットワークを起動する問題を修正します。
- バッテリが出荷モードの状態で、システムをACアダプターに接続した後、電源ボタンを押すのが早すぎる (5秒以内) と、システムが不意にシャットダウンする原因となる、間欠的な問題を解決します。
- BIOS設定のHP Battery Health Manager (バッテリヘルスマネージャー) のデフォルト設定を [Maximize My Battery Duration] (バッテリ持続時間の最大化) から [Let HP Manage My Battery Health] (HPによるバッテリヘルスの管理) に変更します。新しいデフォルト設定では、使用状況に基づいてシステムがバッテリを動的に充電する方法が変更され、最適なバッテリヘルスが提供されます。

BIOSのアップデートは、電源を接続した状態で実施することを強く推奨されます。

ダウンロードしたBIOSのアップデートファイルを実行すると、しばらくして再起動を促されます。
再起動後にBIOSのアップデートが始まります。

アップデート後は、念のため、BIOSに入り『工場出荷時設定を適用して終了』をしておきます。
BIOSの入り方は以下の通りです。
  1. Elite x2 1012 G2を起動させ、escキーを連打
  2. BIOSセットアップ(F10)を選択
その後、バッテリーの持ちが長くなることも期待し、以下のBIOS設定をしておきました。
  • [詳細設定]→[表示言語]→[言語の選択]を『日本語』
  • [詳細設定]→[ブートオプション]→[ネットワーク ( PXE ) ブート]を『□』
  • [詳細設定]→[内臓デバイスオプション]→[ウェイク オンLAN]を『無効』
  • [詳細設定]→[内臓デバイスオプション]→[Backlit keyboard timeout]を『5 sec.』
    →キーボードのバックライトLEDの点灯時間を最短に変更
  • [詳細設定]→[ポートオプション]→[USB充電用ポートの機能]を『□』
    →シャットダウン状態や休止状態の時に、USB充電用ポートからデバイスへのUSB給電を無効化
  • 最後に[メイン]→[変更を保存して終了]→[はい]
また、OS仮想化のため、VT-x/VT-dを有効にしたい場合や、ctrl と fn を逆にしたい場合は以下で設定を変更すると良いでしょう。
[詳細設定]→[システムオプション]

バッテリーの寿命を延ばしたい場合は、
[詳細設定]→[Power Management Option]→[Battery Health Manager]を『Maximize my battery health』にすると良いでしょう。
バッテリーの充電が80%で止まるようになります。


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