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Wi-Fiルータ推奨設定 12 「無線優先制御機能」

無線優先制御機能

無線LAN側のデータフレームの優先制御の設定です。
他の機種では、TVモード、無線QoS、WMM-ECDA、IEEE802.11eなどと呼ばれているかもしれません。

優先制御とは、音声やビデオなどの低遅延を求められる通信を優先(QoS)する機能ですが、これ以外にも有効になる機能があります。
その機能はBlock Ackと言い、複数のデータフレームを連続で送信し、一回の応答で受信確認をする機能です。 そうすることにより、オーバーヘッドが減り、伝送効率が良くなります。
ただしそれに伴い、Beaconサイズが78バイト、データフレームのサイズが2バイトが増えますが、Block Ackが有効になるほうが効果が大きいと思われます。

KUSONEKO的には、有効にした方が良いと考えています。


また、細かい話となりますが、APから送信する無線LANの優先度は、有線側やLTE側のIPパケットの優先度情報で決まります。
表の下の方に向かうほど、優先されます。
IP PrecedenceAccess Category
1, 2 Background (AC_BK)
0, 3 Best Effort (AC_BE)
4, 5 Video (AC_VI)
6, 7 Voice (AC_VO)


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