手持ちのProlific社のPL2303チップが使われているUSBシリアル変換は、単に最新のドライバを入れれば良い訳ではありませんでした。
最新のドライバを使用すると、使っている内にプロンプトの文字が欠けていきます。
説明をするのは難しいですが、最後の文字がバッファされたまま画面に出てこない状態です。
本来Cisco SWでエンターを押すと以下の様になる事が期待されますが、
Switch#
問題発生時は、以下の様に最後の文字が欠けてしまいます。
Switch
この状態でshowと打つと、
Switch#sho
この様になり、1文字が常にバッファされた状態となります。
1文字ならまだ良いですが、使い続けていく内に欠ける文字が増えていきます。
この現象を確認したドライバは、以下のバージョンです。
- v1.5.0 (確か…)
- v1.7.0
- v1.8.0
切り分けていく内に、この問題が発生しないのは、v1.6.1 と分かりました。
同じ現象が発生して困っている方は是非お試しください。
ドライバ自体をここにアップするのは問題になりそうなので、
Google検索して探すようにお願いします。
ちなみに私が使っているUSBシリアル変換は以下の物で、2本同時に使用できています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-00720/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-02746/
古いバッファローの物も同じ現象が発生し、v1.6.1を入れる事で解決できました。
またこれらは、Windows Vista 32bit、Windows 7 32bit で動作確認しました。
もし新しく買うのであれば、これが良さそうです。
iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)1.0m ブラックスケルトン BSUSRC0610BS
iBUFFALO USBシリアルケーブル(USBtypeA to D-sub9ピン)0.5m ブラックスケルトン BSUSRC0605BS
周りでも買っている者がいますが、文字が欠けるという話は聞いていません。