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古いネットブックのデータを削除して処分

実家で使用していたネットブック(TOSHIBA Dynabook UX/23KBR)を引き上げてきたので、売却処分することにしました。

売却処分するにあたり、HDD/SSDのデータを完全に削除したいところです。(だた削除するだけではディスク上に残ってしまいますので)

今までは、自宅サーバのCentOSに処分するHDD/SSDをSATA接続し、shred コマンドで削除していましたが、現在サーバにはSATAに空きがなく、今回どう実施するか検討していました。

調べたところ、ShredOSというUSBブータブルのLinux distributionがあり、それを利用することで、簡単にデータ削除が実行できるそうです。

若干ハマった箇所があったため、メモしておきます。

ShredOSの概要

ShredOSとは、インテル互換の32/64bit プロセッサに対応しているUSB/CD/DVDブータブルのOSです。

OSが起動すると、nwipeを実行することができ、データの完全削除ができるとのこと。

GitHub - PartialVolume/shredos.x86_64: Shredos Disk Eraser 64 bit for all Intel 64 bit processors as well as processors from AMD and other vendors which make compatible 64 bit chips. ShredOS - Secure disk erasure/wipe

Shredos Disk Eraser 64 bit for all Intel 64 bit processors as well as processors from AMD and other vendors which make compatible 64 bit chips. ShredOS - Secure disk erasure/wipe - PartialVolume/sh...

実施したこと

ネットブックに搭載されているCPU Intel Atom N280が32bit OSにしか対応していませんでしたが、ShredOSは32bitも対応しているので、気にせず最新のUSB用をダウンロードして、RufusでUSBメモリに書き込みました。

ネットブックにUSBメモリを接続して、起動させてみたのですが、OSのロードはしているよう(Loading 100%表記)でしたが、削除を実行するnwipeがいくら待っても起動してきませんでした。

ネットブックのハード故障やAtom N280を疑いましたが、古いリリースのShredOSを試しました。
そうした所、無事nwipeが起動し、削除を実行できました。

使用したファイルは以下です。
shredos-2021.08.2_23_i586_0.34_32-bit_20221231.img

削除後は、作っておいたリカバリーCDで工場出荷時に戻して、売却しました。

昼食の弁当代くらいの値段が付いたので、良かったです。