実家で使用していたネットブック(TOSHIBA Dynabook UX/23KBR)を引き上げてきたので、売却処分することにしました。
売却処分するにあたり、HDD/SSDのデータを完全に削除したいところです。(だた削除するだけではディスク上に残ってしまいますので)
今までは、自宅サーバのCentOSに処分するHDD/SSDをSATA接続し、shred コマンドで削除していましたが、現在サーバにはSATAに空きがなく、今回どう実施するか検討していました。
調べたところ、ShredOSというUSBブータブルのLinux distributionがあり、それを利用することで、簡単にデータ削除が実行できるそうです。
若干ハマった箇所があったため、メモしておきます。
ShredOSの概要
ShredOSとは、インテル互換の32/64bit プロセッサに対応しているUSB/CD/DVDブータブルのOSです。
OSが起動すると、nwipeを実行することができ、データの完全削除ができるとのこと。
実施したこと
ネットブックに搭載されているCPU Intel Atom N280が32bit OSにしか対応していませんでしたが、ShredOSは32bitも対応しているので、気にせず最新のUSB用をダウンロードして、RufusでUSBメモリに書き込みました。
ネットブックにUSBメモリを接続して、起動させてみたのですが、OSのロードはしているよう(Loading 100%表記)でしたが、削除を実行するnwipeがいくら待っても起動してきませんでした。
ネットブックのハード故障やAtom N280を疑いましたが、古いリリースのShredOSを試しました。
そうした所、無事nwipeが起動し、削除を実行できました。
使用したファイルは以下です。
shredos-2021.08.2_23_i586_0.34_32-bit_20221231.img
削除後は、作っておいたリカバリーCDで工場出荷時に戻して、売却しました。
昼食の弁当代くらいの値段が付いたので、良かったです。