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Catalyst スタック備忘録

※経験とマニュアルに基づく記載なので、間違っている可能性があります

Catalyst 3750-X

スタック跨ぎリンクアグリゲーション(クロススタック EtherChannel)

  • PAgPは対応していない
  • LACPとmode onは対応している
  • LACPの場合、システムMACを使用してネゴシエーションを行っているため、スタックマスターがダウンすると、LACPが一時的に落ちてしまう。
  • スタックマスターがダウンした際、システムMACを変更しないよう設定ができる
    Cat3750(config)#stack-mac persistent timer 0
    デフォルトは即時変更、上記コマンドのデフォルトタイマーは4分。0は永続。
  • 対向がvPCで無ければ、mode on で良いだろう(単方向リンクダウンはUDLDで検出するなら)
  • ちなみに、Catalyst1000シリーズのシングルIP管理では、できないらしい

StackPower

  • 4台まで対応
  • 5台以上はケーブルの繋ぎで対応(2台+3台構成など)

Catalyst 2960-X/XR

FlexStack モジュール

以下の3つがある。
  • FlexStack-Plus モジュール (C2960X-STACK)
    FlexStack ケーブルを接続できるポートが2つある。
  • FlexStack-Extended ファイバ モジュール (C2960X-FIBER-STKF)
    SFP+ を接続し、光ファイバーを接続できるポートが2つある。
    →光ファイバーを使用することで長距離スタック構成が可能に。
  • FlexStack-Extended ハイブリッド モジュール (C2960X-HYBRID-STK)
    FlexStack ケーブルを使用できるポート1つと、SFP+を接続できるポート1つがある。

スタックポートからネットワークポートへ変換

FlexStack-Extended ファイバ モジュールは、以下のコマンドで、スタックポートから10Gのネットワークポートとして使用できる。ただし、モジュール内でスタックポートとネットワークポートの混在はできない。
(config)# no switch switch-number hstack-port stack-port