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Wi-Fiルータ推奨設定 14 「DTIM(回)」

DTIM(回) メーカーによっては、DTIM Period、DTIM周期、DTIM Interval と呼ばれています。 DTIM(回)では、Beaconの中にDTIMが現れる間隔を選ぶ事ができます。 無線LANの端末にはパワーセーブという機能があり、無線の回路に電力を流さない時間を作る事で、バッテリーの消費を抑えています。 電力を流さない間は、当然無線データを受信出来ないため、その間はAPから端末向けにデータが送信されないようにする必要があります。 その方法として、端末が電力を流さないパワーセーブ状態に入る前に、端末からAPに対しパワーセーブに入る事を通知しています。 パワーセーブに入った端末は定期的に回路に電力を流し、APから送信されているBeaconを受信します。 Beaconの中身には、DTIMというフィールドがあり、パワーセーブに入った端末へのデータがあるかどうかが分かります。 自分へのデータがあると分かった端末は、端末からAPに送信要求を出し、データを受け取ります。 DTIM(回)の設定を1にすると、毎回BeaconにDTIMが現れ、 設定を10にすると10回に1回BeaconにDTIMが現れることになります。

Wi-Fiルータ推奨設定 13 「マルチキャスト伝送速度(Mbps)」

マルチキャスト伝送速度(Mbps) APからクライアントに送信されるマルチキャストの伝送速度の設定です。 マルチキャストだけでなく、ブロードキャスト(DHCPやARP)にも適用される機器もあります。 設定値は、802.11bのWi-Fiルータでは、下記の4つから選べるようになっています。 1 2 5.5 11 11a/g以上対応のWi-Fiルータでは、上記に加え、下記も選べるようになっています。 6 9 12 18 24 36 48 54 数字を大きくすると、データの送信が速くなり、使用しているチャンネル全体のスループットが向上しますが、APとクライアントの距離が離れるほどエラー率が上がり、再送が起こりやすくなります。 再送が起こりやすいと全体のスループットが低下することになります。 逆に、数字を小さくするとデータの送信が遅くなり全体のスループットが落ちますが、距離が離れても届きやすくなります。

出張・外出時の充電

出張・外出時のスマホ、タブレット、モバイルルータの充電は重要である。 ホテルではコンセントから充電できるが、空港、電車や新幹線での移動時は充電できない場合が多いです。 その時にお世話になるのがモバイルバッテリーです。 当方が購入したのは下記の物です。 ルックイースト モバイルバッテリー Power-Pond Mini ホワイト LE-UBT6K-WH このモバイルバッテリーを選んだのは、 リチウムイオンバッテリーが 日本製 、 2.0A / 5V 出力 、デザインが良かったからです。 他にもバッテリーの残量が分かりやすい点、LEDライトとしても使える点も良いです。 バッテリー容量の違う物がいくつかありますが、 当方は 6000mAh もあれば1日は持ちますし、出張時の荷物を軽くしたいのでこれにしました。 いくつか充電テストを行い、下記の通り充電できました。 WM3600Rは、普通のMicroUSBケーブル Nexus7は、普通のMicroUSBケーブル 原道N50は、 専用のケーブル WILLCOM03は、 専用のMicroUSBケーブル 3G携帯は、MicroUSBから3G用のコネクタに変換 これだけあれば持ち歩く物全てが充電できます。 満足です。 それとコンセントから電源を取るため、下記のACアダプタも購入しました。 FILCO iPhone4/4S,Xperia Ark/Acro,GalaxyS/S2,INFOBAR等のスマートフォン対応 モバクルforスマホ 5V2A 2ポートACアダプター ホワイト PLS52SPW こちらは2口USBが付いており、 2.0A / 5V 出力 なので素早く充電できます。 こちらも充電テストをしましたが、モバイルバッテリーと同様の物が充電でき、 もちろんモバイルバッテリー自体の充電も可能でした。 このモバイルバッテリーとACアダプタがあれば、出張も困らず充電でき、移動時間も有効活用できます。 黒バージョンもあるようです。 ルックイースト 大容量6000mAhモバイルバッテリー 「Power-Pond Mini」 BLACK LE-UBT6K-BK FILCO iPhone4/4S,Xperia Ark/Acro,Galaxy

Wi-Fiルータ推奨設定 12 「無線優先制御機能」

無線優先制御機能 無線LAN側のデータフレームの優先制御の設定です。 他の機種では、TVモード、無線QoS、WMM-ECDA、IEEE802.11eなどと呼ばれているかもしれません。 優先制御とは、音声やビデオなどの低遅延を求められる通信を優先(QoS)する機能ですが、これ以外にも有効になる機能があります。