KUSONEKOの見る世界

Wi-Fiルータ推奨設定 6 「暗号化モード」

暗号化モード 暗号化は下記から選ぶことができます。 暗号化無効 WEP WPA/WPA2-PSK(TKIP) WPA/WPA2-PSK(AES) WPA2-PSK(TKIP) WPA2-PSK(AES) WPA-PSK(TKIP) WPA-PSK(AES) WPA2-PSK(AES) を選ぶのがベストです。 まずセキュリティの観点で、暗号化無効とWEPは選ぶべきではありません。 また、TKIPも最近では、数分で破られてしまうようになってしまいました。 なので、AESを選びましょう。 次に、WPA/WPA2-PSK(AES) と WPA2-PSK(AES) というのがありますが、 前者は、WPAとWPA2の二つの接続方式のどちらでも接続できるモードで、 mixedmodeとも呼ばれたりもします。 後者は、WPA2の接続方式でのみ接続できるモードです。 最近は、WPA-PSK(AES) しか使えない端末は、ほぼ無いと思いますので、 WPA2-PSK(AES) で良いです。 他に、Beacon(無線LANに定期的に出ているフレーム)のサイズを確認した所、 WPA2-PSK(AES)の方が24バイト少なく済みます。 また接続時には、暗号鍵のやり取りが2フレーム減るので、WPA2-PSK(AES)の方が良いです。 その他のWi-Fiルータ推奨設定の記事はこちら。 Wi-Fiルータ推奨設定 これ1冊で丸わかり完全図解無線LAN入門 /日経BP/日経NETWORK posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング

Wi-Fiルータ推奨設定 4 「無線自動設定 (WPS、らくらく無線)」

無線自動設定 (WPS、らくらく無線) 下記の3つから選べます。 らくらく無線/WPS らくらく無線 WPS 無効には出来ないようです。 どれを選択してもBeaconのバイト数は変化せず、スループットには影響はなさそうです。 基本、SSIDやセキュリティ設定は手動で入れますが、 それができない端末で使用することがあります。 >>冷蔵庫 SHARP SJ-GA50E を無線LANに接続してみた KUSONEKOは、 WPS にしています。 その他のWi-Fiルータ推奨設定の記事はこちら。 Wi-Fiルータ推奨設定 これ1冊で丸わかり完全図解無線LAN入門 /日経BP/日経NETWORK posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング

Wi-Fiルータ推奨設定 5 「ネットワーク分離機能」

ネットワーク分離機能 この機能を有効にしたSSIDに接続した端末は、SSID内かインターネットにしかアクセスできません。 KUSONEKO的には、SSIDはひとつしか使わないため、無効でも有効でも動作に変わりはありません。 一応 無効 にしています。 その他のWi-Fiルータ推奨設定の記事はこちら。 Wi-Fiルータ推奨設定 これ1冊で丸わかり完全図解無線LAN入門 /日経BP/日経NETWORK posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング

Wi-Fiルータ推奨設定 3 「デュアルチャンネル機能」

デュアルチャンネル機能 使用帯域幅を20MHzから40MHzにすることで、150Mbpsへ速度を上げる機能です。 ですが、環境によって『使用する』を選んでも、20MHzでしか動かないそうです。 KUSONEKOの環境でも20MHzでしか動きませんでした。 おそらく周りの電波が多いからでしょう。 外に持ち歩くのであれば、さらに干渉するので、デュアルチャンネルで動作させるのは難しいでしょう。 KUSONEKO的には、モバイルルータでは、最初から 無効 にするのをお勧めします。 干渉を避けるのはもちろんなのですが、LTE/WiMAX側の速度がそこまで速くないため、無線LANだけ早くなってもあまり意味がありません。 また、Beacon(無線LANに定期的に出ているフレーム)のサイズを確認した所、 『使用しない』を選んだ方が22バイト少ないです。 Beaconのサイズが少ないと、Beacon送信の占有時間が短くなる。 短くなると、データ送信を開始できるのが早くなるのと、データを送信できる時間が増え、 遅延の減少とスループットが向上すると考えられます。 感じられるほどの効果は無いかもしれませんが。 その他のWi-Fiルータ推奨設定の記事はこちら。 Wi-Fiルータ推奨設定 これ1冊で丸わかり完全図解無線LAN入門 /日経BP/日経NETWORK posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング

Wi-Fi チャンネルの選び方

無線LANにおいて、スループット向上のため、なるべく電波状況の良いチャンネルを選びたいものです。 今回は、KUSONEKO的 Wi-Fi チャンネルの選び方を紹介したいと思います。

Wi-Fiルータ推奨設定 2 「オートチャンネルセレクト機能」

オートチャンネルセレクト機能 周りの電波状況から、空いているチャンネル(周波数)を自動で選んでくれる機能です。 この機能を使用しても良いですが、中途半端なチャンネルを選ばれると、他の使用者と干渉しやすくなり、送信データの破損と再送でスループットが低下する可能性があります。 802.11b/g(/n)では、1ch~13ch(11bは14chも可)まで使用できますが、 例えば1chを使用する場合、1chはもちろんの事、2ch~5chまで周波数帯域が被り、干渉が起こってしまいます。 なので、1ch, 6ch, 11chの3つの内のどれか(11bでは14chも合わせて4つ)を使用することが一般的で、メーカーのデフォルト値もこの3つのどれかになっています。 なので、人によってはデフォルト値のまま使用するので、 2~5, 7~10, 12~13chの使用は、干渉が起こりやすくなるで避けたほうが良いです。 (同じチャンネル同士だと、キャリアセンスが働き、電波干渉を極力避ける事が出来ます。)

Wi-Fiルータ推奨設定 1 「マルチSSID」

マルチSSID設定 (プライマリ、セカンダリSSID) これは高度で新しい暗号化 (WPA, WPA2) が使用できるPC等と、古い暗号化 (WEP) しか使用できない携帯ゲーム機等を同時に接続するためにあります。 古い暗号化しか使えない端末を接続しない場合は、片方のSSIDをオフにしましょう。 WEPとTKIPはキーを解読され、接続されてしまう危険性が高く、常に使用出来る状態にしないのが良いためです。 また、SSIDが増えると無線に送信されるフレームが増え、その分ユーザのデータを送信する時間が減るためです。 実際、そんなに時間は長くありませんが、もしWi-Fiルータを持つ人が一箇所に集まれば (電車等) 、影響が大きくなると考えます。 その他のWi-Fiルータ推奨設定の記事はこちら。 Wi-Fiルータ推奨設定 これ1冊で丸わかり完全図解無線LAN入門 /日経BP/日経NETWORK posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング